691: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/15(火) 19:07:43.96 ID:CRgXx40Z0
「どうしたんだ?」
「……ダメ、戻らないと」
692: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/15(火) 19:08:40.93 ID:CRgXx40Z0
……メディアが狙いではないのか?そもそも、はるか西のアングヴィラの近衛兵団団長ともあろう者が、わざわざ単騎でエリックやプルミエールさんを狙うなんて……
金髪の男は、深紅の大剣を地面に突き刺して言う。
「居場所を教えれば見逃してやるよ。俺はその『女神の樹の巫女』には興味がないんでな……」
693: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/15(火) 19:09:27.77 ID:CRgXx40Z0
……そうか。これなら彼女を守ることができるかもしれない。とりあえず、2人で生き残るとしたら、これしかない。
俺は、メディアをおもむろに抱きしめた。そして……
694: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/15(火) 19:10:27.28 ID:CRgXx40Z0
背中が、熱イ。両腕ガどこマでも伸びテイク。
695: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/15(火) 19:11:10.23 ID:CRgXx40Z0
場所紹介
「ロックモール・イリア海水浴場」
ロックモールの一大名所。富豪の高級別荘が立ち並ぶ一角にある。一般人には解放されておらず、特権階級の憩いの場である。
696: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/15(火) 19:12:16.03 ID:CRgXx40Z0
第27-2話
697: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/15(火) 19:12:58.93 ID:CRgXx40Z0
「……これは酷いにゃ」
別荘に入るなり、強い血の臭いが鼻についた。玄関先には事切れたテルモン兵が横たわり、その少し向こうにはユングヴィの神官兵が腹を剣で貫かれていた。
698: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/15(火) 19:13:55.30 ID:CRgXx40Z0
「走るにゃっ!!!」
699: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/15(火) 19:14:30.23 ID:CRgXx40Z0
「何だいこれはっ!!?」
「行くにゃっ!!ヴェルナーさんは、ここで待ってるにゃ!!」
700: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/15(火) 19:15:12.34 ID:CRgXx40Z0
「何ぼーっとしてるんだいっ!!!」
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