612:名無しNIPPER[sage]
2020/11/30(月) 22:28:11.36 ID:iPz53eh10
2
613:名無しNIPPER[sage]
2020/11/30(月) 22:53:03.48 ID:TITpAFaDO
2
614:名無しNIPPER[sage]
2020/12/01(火) 00:11:21.13 ID:uDSzzSe+0
2
615: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/01(火) 09:31:17.04 ID:iyEjcrKOO
2とします。
展開上一度アヴァロン側は書かなければならないことが判明したので、そっちはさらっとやります。
616: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:54:39.25 ID:bvl3ZNmeO
第25-5話
617: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:55:33.73 ID:bvl3ZNmeO
海が良く見える岩場に、彼は腰掛けていた。ザザァ……と波の音だけが聞こえる。
「エリック、そろそろ時間」
618: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:56:04.10 ID:bvl3ZNmeO
沈黙を破ったのは、彼の方だった。
「……どうするんだろうな」
619: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:56:52.61 ID:bvl3ZNmeO
決して結ばれることはできない。それはカルロス君の破滅だけでなく、多くの犠牲を招きかねないからだ。
なら、彼に抱かれるのを拒みつつ、一緒に生きられるだけで良しとするの?それはそれで、生き地獄を彼に味わせることになる。
とすれば……私なら、きっと身を引く。トンプソン先生のように、精神感応魔法に長けているわけじゃないけど……できれば、彼の記憶を消した上で。
620: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:57:25.79 ID:bvl3ZNmeO
「どうした?」
「ううん……ちょっと。嫌なことを考えちゃって」
「……そうか」
621: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:58:20.31 ID:bvl3ZNmeO
「どうしたの?……まさか、アヴァロンが来たとか」
「いや……違う。お伽噺じゃない。不可能じゃないぞ、それは」
「え?」
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