227: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/11(金) 20:56:35.02 ID:n3eshWjqO
その刹那。路地から黒い影が飛び出てきた。手には短剣が握られている。
「小娘、よくやった……あとは俺が殺る」
228: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/11(金) 20:57:04.27 ID:n3eshWjqO
ザンッッッッッッ!!!!!
229: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/11(金) 20:58:16.78 ID:n3eshWjqO
第11-3話はここまで。次回、ようやくもう一人の主人公のエリック視点です。
なお、犬についてはちゃんと理由があります。
230: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/11(金) 21:16:13.83 ID:n3eshWjqO
武器紹介
「フローラのドレス」
1級遺物。ドレスとあるが身体全体を覆うクロークのような形状であり、周囲の風景と同化させる作用を持つ。
231:名無しNIPPER[sage]
2020/09/12(土) 13:31:01.79 ID:6Flt5Rnt0
乙
232: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/13(日) 20:43:09.86 ID:Wb+JqVAEO
第11-4話
233: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/13(日) 20:43:55.72 ID:Wb+JqVAEO
俺がまだガキの頃の話だ。
234: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/13(日) 20:44:23.62 ID:Wb+JqVAEO
#
その時の記憶は、今でも鮮明に残っている。
父上があれからすぐ後に「サンタヴィラの惨劇」を起こしたから、なおさらだ。
235: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/13(日) 20:45:19.28 ID:Wb+JqVAEO
#
小娘の姿と、その背後にいるクドラクを目にした時、俺は咄嗟にあの時のことを思い出していた。
本来、小娘が路地に逃げ込みクドラクがそれを追ってきたのを迎撃する予定だった。しかし、小娘の体力はもうもちそうもない。
236: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/13(日) 20:46:49.24 ID:Wb+JqVAEO
殺ったという安堵は、束の間のものだった。
ドレスが散り散りになったのを見て、強烈な違和感をおぼえたのだ。
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