150:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 20:00:17.18 ID:34E8RAEK0
「まあ..俺個人としてはあやかたんの闇落ちシーンだけはあのままの方がよかったんだが..仕方ねえか..」
「変態」
「んな..!!お、おまえ..俺の心が読めるのか!?」
151:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 20:00:57.09 ID:34E8RAEK0
「それにしても..あの子たちには資料として使うためだ!といってごまかしたけれど..桐乃やあやせの写真集をエロ本と一緒の場所に隠してあったことは..本当にそういう目的がなかったのかしら?」
「な..なんのことだ..アレを使ったことなど..ない..」
152:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 20:01:33.58 ID:34E8RAEK0
「おい高坂!五更!!これから打ち合わせを始めるぜ!!今回の作品の反省点を踏まえて、次の作品のシナリオを作ろうぜ!」
「はい!!」
「ええッ!」
153:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 20:02:01.95 ID:34E8RAEK0
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
「ふふふ〜ん♪」
154:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 20:02:32.69 ID:34E8RAEK0
「しょうがない..二人には特別に..アタシが考えた裏設定を教えてあげる..」
「う..裏設定?」
155:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 20:03:06.67 ID:34E8RAEK0
「この店主は宿屋に泊まったきりりん一行のことを気に入ってその後をずっとつけてきたストーカーなの..きりりん達のことを隠れた所でずっとみていて、ハァハァと興奮している変態っていうわけ」
「でも女の子に手を出す度胸はないから、ただ隠れて見ているだけで絶対に手は出さない変態紳士っていうところかな」
「きりりんたちがモンスターにやられてしまったら、ヒドイことをされる前にさっそうと現れて、モンスターたちからきりりんたちを命がけで救出して近くの宿屋まで連れて行ってくれるっていうわけ..」
156:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 20:03:35.81 ID:34E8RAEK0
「で、でも..どうしてきりりんたちは誰もこの人のことを覚えていないの?命がけで助けに来てくれるんだったら..絶対にその人のことを覚えているはずでしょ?」
「ああ..それはコイツが実は作中最強の能力を持っていて、あらゆる魔法を使いこなすことができるエキスパートなの」
157:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 20:04:01.16 ID:34E8RAEK0
「アタシね..RPGとかやっているとずっと思ってたんだ..戦闘に負けて敗北するとゲームオーバーになって、セーブしたところからやり直しになるのが普通でしょ?」
「RPGの主人公たちは幾多のゲームオーバーの末にラスボスを倒して平和な世界を享受するけれど..それは魔王に勝つことができた世界戦の主人公たちだけのハッピーエンドなんだよね..」
158:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 20:04:32.89 ID:34E8RAEK0
「桐乃...優しいんだね桐乃は..」
「ずいぶん小難しいこと考えているな..イチイチそんなメンドクサイこと考えてゲームしたことなんてねえよ..」
159:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 20:05:02.33 ID:34E8RAEK0
「ねえ..桐乃..最初に見た時から気になってたんだけど..この助けに来てくれる宿屋の店主のデザインって..」
「どことなく桐乃の兄貴に似てるし..絶対このキャラのモデルあの変態兄貴だろ?」
「うぇ!?そ、そんなわけないじゃん!?何言ってんの二人とも!?」
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