126:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:44:45.64 ID:34E8RAEK0
「加奈子は桐乃の兄貴はゲイじゃないって最初からわかってたぜ..だってベッドの下のエロ本の中にゲイの本がなかったからな」
加奈子が俺の心にさらなるダイレクトアタックを仕掛けてきた
127:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:45:33.40 ID:34E8RAEK0
「加奈子は桐乃の兄貴はゲイじゃないって最初からわかってたぜ..だってベッドの下のエロ本の中にゲイの本がなかったからな」
加奈子が俺の心にさらなるダイレクトアタックを仕掛けてきた
128:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:48:02.99 ID:34E8RAEK0
「そ..そうだった!!変態変体変態!!私の写真集だけならともかく..実の妹である桐乃の写真をナニに使っていたんですか!?」
「ご..誤解だ!!お前たちは誤解をしているぞ!!」
「どう誤解だっていうのか..ちゃんと筋道を立てて聞かせてもらえるかしら?」
129:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:48:40.00 ID:34E8RAEK0
「じゃあ説明してよ!!エロ以外の目的にアタシたちの写真を何に使っていたっていうわけ!?アタシだけでなく皆の写真まで..このシスコン!変態!!」
「だから誤解だっつってんだろ!!俺は自分のシナリオの資料にお前たちの写真を参考にさせてもらっていたの!!」
130:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:49:11.45 ID:34E8RAEK0
「いや、言いたいことはわかるが..あのシナリオはまだ未完成で今日一気に完成させるつもりだったんだよ..未完成の作品を人に見せるのはちょっと..」
「何いっちょ前に作者気取ってんのよ..これだけ人を騒がせて大事にしたんだから責任もってみせろ!!」
「お前が俺の部屋に勝手に入って部屋にあったモノを無断で持ち出すからだろーが!!」
131:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:49:40.97 ID:34E8RAEK0
「どれどれ...タイトルは..きりりんの冒険?なにこれ..?あれ..?この主人公っぽいかわいい女の子..アタシにそっくり..」
「桐乃似の女の子の隣にいる黒髪の子はわたしそっくりです!!」
132:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:50:11.38 ID:34E8RAEK0
「え〜となになに..?世界を支配し人々を苦しめる闇の魔王べルフェゴールを倒す旅に出た勇者きりりん、魔法使いあやか、遊び人かなかなを操作して冒険の旅を繰り広げよう!」
「なんかベタな設定だけど..王道RPGみたいな感じね...」
桐乃は渋い顔をするもペラペラとページをめくってゆく
133:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:50:45.25 ID:34E8RAEK0
「あ..あやかが仲間の傷を魔法で癒している一枚絵があります..きりりんをしっかりサポートしていて..偉いですねあやかは..//」
膝小僧から出血しているきりりんを魔法で懸命に治療しているあやかの一枚絵を見てあやせは満足げな笑みを浮かべた。
ゲームの中とはいえ、桐乃似のキャラの役に立てているのがうれしいんだな。やっぱりあやせは優しい奴だな。
134:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:51:22.25 ID:34E8RAEK0
ーーーーーーー
ーーーーーーー
はずだった
135:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:51:54.09 ID:34E8RAEK0
「さっきまで..みんな笑顔であんなに幸せな時間が流れていたのに..どうして..こんなことに...」
ポタ..ポタ..という音を立てて俺の目から零れ落ちた涙が床に滴り落ちてゆく..
136:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:52:25.99 ID:34E8RAEK0
「なにって..戦闘に敗北したときのバッドエンドシーンの構想じゃん..」
「フッ..!我ながら力作に仕上がったと自負しているわ!!」
166Res/122.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20