114: ◆AhbsYJYbSg[saga]
2020/08/05(水) 20:05:37.61 ID:xugSnCI20
魔王「いやー正直君には全然期待してなかったんだけどね。
最初送り出したのも単なる捨て駒のつもりだったんだ。どうせすぐ殺されると思ってたし」
魔王「ところが君はなぜか生き残り、暗殺者として大きく成長を遂げた。
115: ◆AhbsYJYbSg[saga]
2020/08/05(水) 20:08:03.04 ID:xugSnCI20
少女「……あなたにとって、国民は実験体でしかないんですね」
魔王「そしてこの国は広大な実験場なんだ。
サンプルを節約するのも飽きてきたし、せまい研究所から出て直接国を支配しようと思ってね。
116: ◆AhbsYJYbSg[saga]
2020/08/05(水) 20:09:38.00 ID:xugSnCI20
魔王(! 指先を使って人形を眠らせたのか)
魔王「ランク10『最上位障壁』」ズ…
117: ◆AhbsYJYbSg[saga]
2020/08/05(水) 20:11:17.23 ID:xugSnCI20
……ボンッ
118: ◆AhbsYJYbSg[saga]
2020/08/05(水) 20:12:20.76 ID:xugSnCI20
スライム「ちゃおーっ!」ヒュウウウ…
ベチャン
119: ◆AhbsYJYbSg[saga]
2020/08/05(水) 20:13:41.00 ID:xugSnCI20
スライム『……娘、お前なら魔王を倒せるかもしれない』コソッ
少女「えっ」
120: ◆AhbsYJYbSg[saga]
2020/08/05(水) 20:15:08.71 ID:xugSnCI20
ズズズズズ……ズズン
少女「あれは……黒い竜!?」
121: ◆AhbsYJYbSg[saga]
2020/08/06(木) 20:13:05.40 ID:+YodVLKl0
魔王「……ふふ、さすがに最強のスライムでも僕のブレスで蒸発したカ」ズン
少女「う……」ケホッ
122: ◆AhbsYJYbSg[saga]
2020/08/06(木) 20:14:28.39 ID:+YodVLKl0
魔王「それは一部の者に限られるんじゃないかナ。
例えば僕や……そう、君みたいに才能のある者は替えがきかないから大切にすべきかもネ。
でもさっきブレスで溶けた子たちはザコだったヨ? 君とは違うんだから気にする必要なイ」
123: ◆AhbsYJYbSg[saga]
2020/08/06(木) 20:15:45.40 ID:+YodVLKl0
少女「!!……ぎっ……ぎゃあアぁあアあ!」ギリギリ
ブシュッ パキンッ
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