114: ◆AhbsYJYbSg[saga]
2020/08/05(水) 20:05:37.61 ID:xugSnCI20
魔王「いやー正直君には全然期待してなかったんだけどね。
最初送り出したのも単なる捨て駒のつもりだったんだ。どうせすぐ殺されると思ってたし」
魔王「ところが君はなぜか生き残り、暗殺者として大きく成長を遂げた。
予想が裏切られるのも乙なもんだね。自分に人の才能を見抜く能力がないって痛感したよ」クスクス
魔王「体内の毒もさらに強力に……いや操る能力が向上したというべきかな。
並の魔物なら即死するほどの毒を作れるなんてすごいよね」
少女「さっきあなたに撃った注射器を解析したんですか? 素早いことですね」
魔王「違う違う。覚えてるでしょう、この前君が殺した盗人くん。彼の焼け残りを解析したんだよ」
少女「!」
魔王「彼は本当に素晴らしいサンプルだった。肉体的にも精神的にも健康体で。
きっと彼も喜んでるんじゃないかな。細胞増殖の実験データが得られたおかげで、また一歩僕の夢に近づいた」
魔王(あの方を復活させるっていう夢にね)
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