エーミール「そうかそうか、つまり君はそんなやつなんだなッッッ!」
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名無しNIPPER
[saga]
2020/07/12(日) 12:27:02.16 ID:I1u0gJJC0
それから二年後──
町じゅうにあるウワサが広まった。
以下略
AAS
22
:
名無しNIPPER
[saga]
2020/07/12(日) 12:28:00.27 ID:I1u0gJJC0
ヤママユガ──
ぼくにとって、ヤママユガほど熱烈に欲しがった蝶はなかった。
以下略
AAS
23
:
名無しNIPPER
[saga]
2020/07/12(日) 12:28:31.42 ID:I1u0gJJC0
ぼく「ヤママユガってのはすごいんだ……」
ぼく「なにしろ、ヤマで、マユで……ガなんだからさ!」
級友C「アハハッ!」
以下略
AAS
24
:
名無しNIPPER
[saga]
2020/07/12(日) 12:29:23.17 ID:I1u0gJJC0
善は急げ、悪も急げ、と歴史家リヴィウスはいっていた。
ぼくは、エーミール宅への侵入を決意した。
以下略
AAS
25
:
名無しNIPPER
[saga]
2020/07/12(日) 12:29:57.43 ID:I1u0gJJC0
ブーッ! ブーッ! ブーッ!
敷地に侵入すると、警報が鳴り響いた。かまわずぼくは中に突撃する。
以下略
AAS
26
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名無しNIPPER
[saga]
2020/07/12(日) 12:30:39.01 ID:I1u0gJJC0
兵士A「エーミール様の部屋を目指しておるぞ!」
兵士B「逃がすな! 必ず阻止せよ!」
兵士C「生死は問わん!」
以下略
AAS
27
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名無しNIPPER
[saga]
2020/07/12(日) 12:31:14.57 ID:I1u0gJJC0
ぼく「こ、これが……ヤママユガ……ッ!」
ヤママユガは展翅板に止められていた。
以下略
AAS
28
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名無しNIPPER
[saga]
2020/07/12(日) 12:31:46.67 ID:I1u0gJJC0
しかし、この美しさはぼくを狂わせた。
ぼくはヤママユガを右手でつかむと、迷わず握りつぶしてしまった。
以下略
AAS
29
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名無しNIPPER
[saga]
2020/07/12(日) 12:32:16.23 ID:I1u0gJJC0
ぼくは逃げた。
復路でも兵士たちがぼくに襲いかかってきたが、
以下略
AAS
30
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名無しNIPPER
[saga]
2020/07/12(日) 12:33:03.12 ID:I1u0gJJC0
家にたどり着くと、ぼくは全てを母に告白した。
母「お前はエーミールのところに、行かねばなりません」
以下略
AAS
31
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名無しNIPPER
[saga]
2020/07/12(日) 12:34:10.74 ID:I1u0gJJC0
ぼくは再び、エーミールの自宅に向かった。
先ほど兵士を全滅させておいたので、今度はすんなりと入れた。
以下略
AAS
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