1:名無しNIPPER
2020/07/10(金) 22:30:33.82 ID:g8gQ+cZg0
P「はぁ……はぁ……はぁ……」
P「果穂……果穂っ……果穂っ!」
ダッダッダッ(Pがダッシュで街を駆ける音)
P(果穂……一体どうしたんだ……『プロデューサーさん……助けてください……』なんて、いつもの元気な果穂らしさの欠片もない声で電話してくるなんて……しかも、もう夜の八時なんだぞ……大人ならなんでもない時間だけど、小学生の果穂にとっては遅い時間なんだぞ?)
P(今日の仕事で、別に失敗した訳じゃない。仲のいい方クラメンバー同士で喧嘩はありえない。なのに呼び出しするなんて……)
P(いつもの公園にいますって言ってたけど……一体何が……!?)
P「……はぁはぁ……果穂っ!」
P(公園に着いた俺が名前を呼ぶと……ベンチに座って……何だかとてもしょんぼりした顔の果穂が、俺を見た)
果穂「あ、プロデューサーさん……来てくれて、ありがとうございます。わざわざ、すみません……」
P「謝らなくていい。それより、どうしたんだ?」
果穂「……えっと、それは……」
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2:名無しNIPPER[sage]
2020/07/10(金) 22:32:50.74 ID:g8gQ+cZg0
P「うん」
果穂「……」
P「……」
3:名無しNIPPER[sage]
2020/07/10(金) 22:33:38.68 ID:g8gQ+cZg0
果穂「あの、だから。私は大丈夫です!! 呼んでしまって、ごめんなさい……!! プロデューサーさんの顔を見たら、元気が出ました。もう、大丈夫です! 心配掛けちゃって、ごめんなさい……! もう大丈夫ですから……」
P「……」
4:名無しNIPPER[sage]
2020/07/10(金) 22:35:30.11 ID:g8gQ+cZg0
P(それからしばらく、果穂はずっと泣いていたが、なんとか涙が出きったようだった。)
P(その後、ポツリポツリと俺を呼び出した原因を話してくれた)
P「……そうか、果穂。将来のことを考えたら、不安で不安で仕方なくなったのか」
5:名無しNIPPER[sage]
2020/07/10(金) 22:36:29.57 ID:g8gQ+cZg0
コンビニ店内の二人。
果穂「ええー!? ぷ、プロデューサーさん!! ほ、本当にいいんですか!? コンビニのお菓子、何でも買っても!?」
6:名無しNIPPER[sage]
2020/07/10(金) 22:37:25.70 ID:g8gQ+cZg0
事務所に戻った二人。
P「ふっふっふ……実は、果穂が知らない秘密が、この事務所にはある」
果穂「ひみつ……な、なんですか!? プロデューサーさんっ」
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