プロデューサーが果穂と悪い事する話。
1- 20
3:名無しNIPPER[sage]
2020/07/10(金) 22:33:38.68 ID:g8gQ+cZg0

果穂「あの、だから。私は大丈夫です!! 呼んでしまって、ごめんなさい……!! プロデューサーさんの顔を見たら、元気が出ました。もう、大丈夫です! 心配掛けちゃって、ごめんなさい……! もう大丈夫ですから……」

P「……」

P(果穂は自分に言い聞かせるように、何度も大丈夫と言った)

P(いつも真っ直ぐにその輝く瞳で俺を見つめてくれる果穂の目が――今だけは合わない。表情も、明るいのに暗い。元気じゃないのに、元気な風に振る舞っている)

P(……)

果穂「あの、それじゃあ、あたし、帰ります。プロデューサーさんは忙しいのに、呼んじゃって本当にごめんなさい……明日には、元気いっぱい――」

P「……果穂」

P(俺は果穂の名前を呼んだ。出来るだけ精一杯、優しく聞こえるように)

P「果穂。確かに俺は果穂は無敵だって言った。その言葉は嘘じゃない。ステージの上の果穂は、本当に無敵だと思ってるよ。でも、いつだって無敵じゃなくていい。果穂の好きなジャスティスレッドだってそうだろ? 変身する前は、普通の人間だ。だから、果穂だって、今は普通の女の子でいいんだ」

果穂「……プロデューサーさん……」

P「それに俺は、果穂が迷惑を掛けないように俺に気を使ってくれるよりも、隠し事をされる方が辛いんだ。分かってくれるか?」

P(俺はちょっと身をかがめて、果穂と多少無理やりでも、目を合わせた)

P「だからさ、果穂。なんでも話して欲しいんだ。俺は、果穂の力になりたいよ」

果穂「……プロデューサーさぁん……」

P(果穂は、俺の言葉に泣き崩れてしまった。そしてそのまま泣き続けた)

P(俺は、そっと、果穂の手を握っていた)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
16Res/18.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice