4:名無しNIPPER[sage]
2020/07/10(金) 22:35:30.11 ID:g8gQ+cZg0
P(それからしばらく、果穂はずっと泣いていたが、なんとか涙が出きったようだった。)
P(その後、ポツリポツリと俺を呼び出した原因を話してくれた)
P「……そうか、果穂。将来のことを考えたら、不安で不安で仕方なくなったのか」
P(果穂の泣いていた原因は、一言で言うと、そういう事らしかった)
果穂「はい。今日はお母さんもお父さんは仕事で出張でお兄ちゃんも用事で居なくて、マメ丸も寝ちゃってて……それで、一人でテレビを見てたんですけど……何だか、すごく寂しくなっちゃって……」
果穂「それで、ふと未来のことを考え始めたんです。最初の内は方クラのみんなや事務所のみなさんと楽しいことをしてる想像してたんですけど……でも、私達方クラもいつかは解散する時が来るって思ったら、急に……」
P「そうか」
果穂「それに、私はまだ子供ですけど、夏葉さんも凛世さんもちょこ先輩も樹里ちゃんも、みなさん素敵な女性です……みんないつかは結婚して、バラバラに過ごすんだなあって想像したら……」
P「……うん」
果穂「……ごめんなさい。プロデューサーさんに相談しても、解決する事じゃないのに……」
P「いや、いいんだ。謝る事じゃない」
P(……きっと、果穂の悩みは、誰がどうやったって解決できない。でも、純粋で真面目でいい子な果穂は、きっとまた悩んでしまうだろう)
P(だから俺がすべき事は……)
P「……果穂、提案があるんだ」
果穂「はい? なんですか、プロデューサーさん」
P「……ちょっとだけ、今日だけ、俺と一緒に悪い事をしないか?」
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