5: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2020/07/05(日) 02:51:08.66 ID:4Jd3JNMn0
客引き「オ嬢チャン! オ嬢チャン! 肉マン甘栗オイシイヨ! 食ベッテ!」
うい「わっ? わっ」
桜子「 |急にういに近づかないでっ| 」ズイッ
うい「大丈夫だよ桜子ちゃん。あっ、甘栗、甘くていい匂いがして本当においしそうっ! やちよさん、食べてもいい?」
客引き「オ姉サン! オ姉サン! 食ベ放題! 安ヨ! イラッシャイイラッシャイ!」
いろは「わっ、わっ、えと・・・そ、それじゃあ、あの、やちよさん、ここで食事しませんか?」
やちよ「待ちなさい二人とも。確かに、食べ歩きや目を引く料理店に入るのもここ中華街の楽しみ方の一つではあるけど」
やちよ「私のお勧めは、まずは本当にここでしか食べられない超一流の中華料理を最初に口にすることよ。それを食べたうえでまだお腹に余裕があれば、他で食べ歩きとかをすればいいわ」
いろは「超一流の中華料理・・・! なんだかすごそうですね」
やちよ「ええ。今日は私が事前に予約したお店があるから、そこに直行するわ」
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スタッフ「いらっしゃいませ」ペコリッ
やちよ「予約していた七海ですが」
スタッフ「お待ちしておりました。2階の個室をご用意してありますので、どうぞこちらのエレベーターへ」
やちよ「どうも。それじゃみんな、行くわよ」
いろは「や、やちよさん・・・? ここって、本当に中華料理屋さんなんですか・・・?」ソワソワ...
うい「床が油っこくないし、中は広いし、耳が痛くなるくらいのいらっしゃいませがないし、オラオラ接客じゃないし、お客さんが透明じゃない・・・。わたしの知ってる中華料理屋さんと違う・・・怖い・・・」ビクビク...
灯花「ねー、やちよお姉さまー。こういうお店はドレスコードがあるんじゃないかにゃー?」
やちよ「大丈夫よ、そんなことまで気にしないで」
ねむ「ええと・・・。やちよお姉さん、僕は車椅子だけど入ってもいいのかな・・・?」
やちよ「それも大丈夫よ。予約するときに車椅子の人がいることをお店の人に伝えてあるからちゃんと応対してくれるわ」
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