4: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2020/07/05(日) 02:50:04.87 ID:4Jd3JNMn0
うい「わあっ、街並みの雰囲気が変わったっ! お店もいっぱいある! すごいね、お姉ちゃん!」
いろは「ガヤガヤしてうるさくない? 大丈夫? 人が多いからはぐれないようお姉ちゃんの手をちゃんと握っててね」
ねむ「異国情緒漂う場所だね。見慣れない世界が目の前に広がっていて興奮を覚えるよ」
灯花「う〜ん・・・。そうなんだけど、人が多くて建物がぎっちりしてて・・・。こういう雑多とした感じは、わたくしはちょっと苦手かにゃ〜・・・」
ねむ「雑多? ぬいぐるみやらサーバーやらが転がっている灯花の部屋に比べればよほど整然としているけどね」
灯花「ふーんだっ。床が抜けるんじゃないかってくらい、常識はずれな量の本を病室に持ち込んで部屋を雑多にしちゃったねむに言われたくないよーだっ」
ねむ「んっ? 今度は灯花の部屋の床を抜いてあげようか?」
うい「二人ともケンカしないでよ〜っ!」
やちよ「神浜と言ったら、ここが全国的に有名ね。世界各地にある中華街だけど、ここの中華街は東アジアでは最大規模の広さよ。始まりは1859年の開港当時に設けられた中国人居留地とされているわ。その頃に三国志で有名な関羽を祭る関帝廟が建てられたのだけど、それは今のここ中華街にもあるわ」
いろは「150年以上の歴史があるんですねえ」
やちよ「ただね、中国に詳しい人に言わせると、この中華街は―――」
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美雨『中華街? ああ、あそこは中国と言うよりは雰囲気は台湾ネ』
美雨『本場の中国料理を味わいたかったら、西川口に行くといいヨ』
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やちよ「―――と言っていたわ」
ねむ「へえ。そう言われれば、あっちに台湾の国旗が飾ってあるね」
うい「台湾小籠包、台湾茶、台湾タピオカの看板もあるよ。どれもおいしそう!」
やちよ「なんでそうなっているかというと、ここは政治的、歴史的な背景が色々あって、台湾系と大陸系の人が入り混じって成り立っているの」
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