39: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2020/07/05(日) 04:00:56.45 ID:4Jd3JNMn0
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水族館
うい「イワシにサバにアジ、あっちがメバル。合ってる?」
いろは「うん、合ってるよ。ういもちゃんとお魚の名前を覚えてきたね」
桜子「 |いい子いい子| 」ナデナデ
うい「えへへっ。どのお魚さんも活きがよくておいしそう!」
ねむ「サメと一緒の水槽にいるけど、食べられたりしないのかな?」
灯花「あっちにはペンギンさんが居るよっ。陸ではよちよち歩いてるのに、水中だと空飛ぶ鳥さんみたいに物凄いスピードで泳いでる!」
うい「本当だっ、活きがよくておいしそう!」
ひなの「おっ、見てみろ、エイが腹を見せて泳いでるぞ」
灯花「くふふっ、エイのお顔って人面みたい」
ねむ「そうだね。しかも絶妙に間の抜けた表情だね。どっかのゆるキャラみたいだ」
ひなの「そう思うなら、『エイ 干物』で画像検索はしちゃ駄目だぞ」
ねむ「クリオネの展示もあるよ」
ねむ「クリオネって思っていたよりずっと小さいね。拡大で撮影された写真でしか見たことないから、こんなに小さいとは驚きだよ」
いろは「不思議で儚くて透明感があるのが、なんだか桜子ちゃんみたい」
うい「うんっ、桜子ちゃんの事はクリオネをモチーフにデザインしたんだよ」
灯花「小さくて、水の中で羽根をパタパタさせて、ぴょこぴょこ泳いでいてかわいー。妖精みたい」
ひなの「流氷の妖精なんて言われたりもするしな」
ねむ「妖精ねえ。僕にとってはお姉さんこそが神浜に舞い降りた光の妖精だよ」ニコッ (いろはの手を取り
いろは「も、もう、ねむちゃんったら・・・///」トゥンク
ねむ「おっと失礼。お姉さんと過ごす時間が楽しくてつい本音が漏れてしまったよ」
灯花「むーっ・・・。ねえねえ、お姉さま、そんなことよりシロクマさんを見ようよっ。すごいんだから」グイッ
ザバッ ザバッ
うい「シロクマさんがすぐ目の前を泳いでる! わあっ、シロクマさんの毛並みってすっごいフサフサでモフモフだっ。ゴロジローちゃんのお腹の毛よりも、モフッとしてる!」
ねむ「うん、本当にモフモフだね。シロクマは本や映像で何度も見ているけど、この質感は実物を近くで見ないと分からないね。もっとじっくり見たい・・・あっ、向こうに行っちゃった」
うい「もう一回近くに来てくれないかな?」
ザバッ ザバッ
ねむ「おっ、来てくれた」
うい「モフモフッ♪」
ひなの「はははっ、繰り返し客の目の前を泳いでくれるし、その間はずっとこっちを見ているし、随分と営業上手なシロクマだなっ」
ひなの「ほらっ、隣の水槽ではセイウチが泳いでいるぞ」
うい「お、大きい・・・!」
灯花「お、大きすぎにゃい・・・? ちょっと怖い・・・」
ねむ「体長が3.5mあるということは、本からの知識で知ってはいたけれど・・・。実物は迫力が違うね・・・。まるでクジラだよ。こんな巨大な生き物が動き回っているのをこうして近くで見られるのは感動的だね」
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