小美浪あすみ「仕方ねーな。アタシがひと肌脱いでやる」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/04(土) 03:48:57.26 ID:ybIwhY18O
「つーわけで、後輩」
「はい、なんですか?」
「今日はアタシが優しくしてやんよ」

そう言って言葉通り、小美浪先輩は優しく微笑んで、同じく優しい手つきで頭を撫でる。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/04(土) 03:51:51.88 ID:ybIwhY18O
「先輩だって、焦ることはあるでしょう?」
「そんなもん、しょっちゅうだよ。なにせアタシは浪人生だからな。焦るに決まってる」

小美浪先輩は去年、受験に失敗した。
浪人生となった彼女は予備校に通い、その学費を稼ぐためにメイド喫茶で働いている。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/04(土) 03:54:36.38 ID:ybIwhY18O
「仕方ねーな。アタシがひと肌脱いでやる」

そう言って、白衣を腕まくりした小美浪先輩がおもむろに乗り、覆い被さってきた。

「せ、先輩、何を……!?」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/04(土) 03:57:12.01 ID:ybIwhY18O
「せ、先輩、それはいくらなんでも……!」
「大丈夫大丈夫。天井の染みを数えてるうちに終わっから。痛くもないし、怖くもない」

たしかに痛くはないだろうが、怖すぎる。
何を言っているんだろう、この人は。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/04(土) 03:59:27.89 ID:ybIwhY18O
「よし、呼吸は正常に戻ったな」
「お、お手数おかけしました……」
「いいってことよ。可愛い後輩のためならキスのひとつやふたつ……もっかいすっか?」

それはとてつもなく魅力的な提案だった。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/04(土) 04:01:20.07 ID:ybIwhY18O
「わかりました……もう好きにして下さい」
「おう。神妙にしな、後輩」

せめて何も見ないようにと思い、両手で顔を覆うと、恐らくスカートを捲り上げたと思われる衣擦れの音がして先輩の準備が整った。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/04(土) 04:02:38.37 ID:ybIwhY18O
ちょろりんっ!

「フハッ!」

下腹部に伝わる温もりでもうダメだった。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/04(土) 04:04:28.54 ID:ybIwhY18O
「いいんだよ、後輩。お前は、お前だろ?」

そうだ。俺は俺だ。他の誰でもない。
自分はその程度であると、認めよう。
それはとても度し難くて、理想と現実とのギャップによって大脳と延髄の認識にズレが生じるかも知れないが、構うものか。何故なら。
以下略 AAS



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