51:名無しNIPPER[saga]
2020/07/02(木) 22:37:07.31 ID:0AxqYuWp0
「それともうひとつ訂正させてください。」
「あなたは先ほど代筆と仰った。」
「ですが敢えて言わせてください。あなたの行いは代筆ではなく盗作です。」
「それなのにまるで自らの正当性を主張するかのように代筆と言ってのける。」
「まさに盗人猛々しいとはこのことですね。」
盗人猛々しいとそこまで貶された。何でそこまで言うのかと訴えようとしたが…
「もう少し誠意ある対応をしてみせてはどうですか。これではあなたの独りよがりですよ。」
「仕方ないじゃないですか!俺は…まだ駆け出しで…どうすることも…」
「どうすることも出来ないですか。本当にそうでしょうか?
本来ならあなたの行為は盗作であり本来なら著作権侵害に当たるでしょう。
ですがこの雑誌が未来のモノならばそれは敵わない。現在の法律ではホワイトナイトはまだ存在していない。
よってあなたを訴えることは不可能です。」
右京がそこまで指摘すると哲平は思わず安堵した表情を見せた。
恐らくこう思っているのだろう。罪に問われなくてよかったと…
だが杉下右京が相手ならばそうはならなかった。
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