43:名無しNIPPER[saga]
2020/06/26(金) 18:28:38.76 ID:W5lmC8VA0
『あー、昔のキリンさんは、今ほど首が長くなかったんだ?』
『そうそう!
たぶんパパが子供の頃、買ってもらった風船が高い所に引っかかっちゃって、
うぇーん、ダディー、風船が飛んでっちゃったよー、って泣いても、その時のパパのパパは首が長くなくて、
おぉぉマイサン、すまない、私ではどうすることもできないのだよ、なんて』
『パパのパパて、ややこしいな。
ていうかさ、つまんない事言うかもだけど、たぶんキリンさんもパパの代で急に首が長くなった訳じゃないと思うよ』
『あ、そうだねー☆
パパのおじいちゃんのおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんの〜を何回か繰り返した遠いおじいちゃんが子供の頃。
シューコちゃんちが塩味大福を売り始めた頃かな?』
『まぁ、はい』
『やっぱり買ってもらった風船が引っかかっちゃって、
うぇーん、ダディー、風船が飛んでっちゃったでござるよー、って泣いても、その時のおじいちゃんのパパは首が長くなくて、
おぉぉマイサン、すまない、拙者ではどうすることもできないのでござるよ、なんて』
『世界観ぐちゃぐちゃやん』
『かたじけない』
『まぁつまり、子供のために風船をとってあげようとしたパパキリンやママキリンの夢が、
何世代もの時を越えてずーっと受け継がれてきて、そういう進化の過程でようやく首が長くなったと。
あれ? まとめると妙に綺麗な回答やな』
『そうそう! だからね?
アタシの想いを受け取ったアイコちゃんも、きっとギューンて伸びると思うんだー♪』
『えっ、何、フレちゃんの想いって?』
『今度のオーディ』
『どわあぁぁっと塩見カッター!』
『ワォ!?』
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