40:名無しNIPPER[saga]
2020/06/26(金) 18:19:47.67 ID:W5lmC8VA0
「よし、間に合ったか」
振り向くと、魔法使いさんがやけに力のこもった様子で頷いていた。
「この番組、好きなんだ。
346プロのアイドルさんのなんだけど、結構面白くてさ」
「へぇ……」
この陽気な声には、聞き覚えがあった。
先日、千夜ちゃんのお仕事に付き添った帰り、彼の車の中で聞いた声だ。
『番組に寄せられたお便りを読んでいきますねー。
今日のフレちゃんもこんな調子ですんで、まともにお答えできるかちょっと分かんないですけども』
『アタシもやる時はやるよー!』
『まさに割と今なんですけどもね、やる事やって欲しい時はね。えぇ。
はい、じゃあさっそくお便り、読んでいきます。埼玉県越谷市の、ラジオネーム「カリスマダイエッター」さんから』
『ワォ☆ ひょっとしてミカちゃんかな?』
『まぁ、美嘉ちゃん埼玉だけど、あんまりダイエットが必要な体型じゃなくない?』
『たしかに』
『読みまーす。フレデリカちゃん、周子ちゃん、こんにちはー。はいこんにちはー』
――!
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