モードレッド「んじゃ、ちょっと席を外すぜ」獅子刧「うんこか?」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/21(日) 21:09:01.01 ID:CfbKDyMAO
「それなら勝機ありだ」
「……なんだと?」
「聞こえなかったか? 勝機ありだと言ったんだ。お前さんなら、アーサー王に勝てる」

脈略もなく確信に至ったらしき獅子刧を胡散臭そうに見つめながら、セイバーは尋ねる。

「マスター、正気か?」
「正気も正気。そして今は勝機の話だ」
「だからこそ正気を疑ってんだろうが! オレは確かに優れた騎士だが王として父上に勝てると豪語出来る程に思い上がっちゃいない」
「珍しく殊勝だな」
「マスターはあの王をその目で見たことがねぇから適当なことを言えるんだ」

モードレッドの父、アーサー王。
騎士王と誉めれ高きかの王は偉大であった。
公明正大、清廉潔白、才色兼備、文武両道。
あらゆる面において王としての適正がある。

モードレッドは、そんな父王の代わりを完璧に務められるとは思っていない。不可能だ。
故に、父とは違う王道を探し求めていた。

「父上を上回るにはオレだけの王道が必要だ。それはそう簡単に見つかりはしない」
「そうか? 俺はもう既に発見したぞ」
「話の流れ的に聞きたくないが言ってみろ」
「お察しの通り、下乳とはみケツだ」

案の定、獅子刧は再び世迷言をほざいた。

「だからさっきも言っただろうが! 父上を侮るなってよ! あの父上が本気を出せば、このオレを凌駕する程の下乳とはみケツが……」
「だが、アーサー王ははみ出さない」

王がそう簡単にはみ出してたまるか。
そう憤るモードレッドの怒りが爆発する前に、獅子刧は彼女と父との違いを指摘した。

「その点、お前さんは惜しみなく晒すだろ」

だからそれがどうした。このエロおやじめ。


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