41: ◆uYNNmHkuwIgM[sage saga]
2020/06/12(金) 22:32:27.09 ID:BHjCA0Mo0
あ!と閃いた顔をして、可奈さんは咀嚼の速度をあげた。ごくんと飲み込んで、少し急ぎすぎたのか胸の辺りをトントンと叩いた後、俺に告げる。
「大事なこと言うの忘れてた。別に志保ちゃんのために来たからって、志保ちゃんの肩を持つってわけじゃないからね。きちんと話を聞いて、志保ちゃんが悪かったらそう言うから、安心してね。」
「りっくんがこんな頃から知ってるし、りっくんは私にとっても弟みたいなものだから。」
そう言って可奈さんは両手で50センチくらいの幅を作ってみせた。いや、初めて会ったときの記憶はないですけど、そこまで小さい時ではない気がしますよ。
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