27: ◆uYNNmHkuwIgM[sage saga]
2020/06/12(金) 22:09:30.42 ID:BHjCA0Mo0
そう、俺が待っていたのは、かつて765プロシアターで姉さんたちのプロデューサーをしていた人、通称プロデューサーさんだ。姉はもうシアターを卒業して、765プロに直接出入りしているらしい。その頃から、俺もプロデューサーさんには会ってない。
プロデューサーさんは、久しぶりに自分を訪ねてきた生徒を迎える先生のような笑顔で俺に話しかけてきた。
「いやぁ、陸くんすっかり大きくなったなぁ。もう高校生か。」
マジマジと俺の顔を見て、プロデューサーさんは言葉を続ける。
「それにしても、随分イケメンになったなぁ。小さい頃は可愛かったけど、今はそれにカッコ良さも加わった。いい男だ!」
それを聞いてグッと拳に力がこもる。早速本題になってしまうが、プロデューサーさんも時間がないのでそのほうがいいだろう。
「あの、俺、芸能界に入りたいんです!」
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