花子「新しい!」貞子「生活!」メリー「なの!」
↓ 1- 覧 板 20
105: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/20(土) 00:53:16.65 ID:df4PO6Q80
メリー「あなたのうしろにいるの」
男「・・・・・・」
メリー「男、またホラーサイトを読み漁ってるの?そんなことしてたらまた声を掛けられたショックで心臓が止まるの」
106: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/20(土) 00:53:53.65 ID:df4PO6Q80
メリー「貞子はメイド研修第二段でアラスカへ。花子は配信企画で北海道へ。そして隣人は研修ついでに社長と一緒に最近できた新しい工場に」
男「まさかの俺たち二人だけだからな」
メリー「一年ぐらい前はこうだったの。覚えてるの?」
107: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/20(土) 00:55:15.43 ID:df4PO6Q80
メリー「あいつらがいなかったら茶化されることもないし多少は素直になることにしたの」
男「お、おう」
メリー「なんなのなの、その態度はなの」
108: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/20(土) 00:55:50.46 ID:df4PO6Q80
男「でもなんでいきなりこんなことを?」
メリー「んー、例えば明日世界が終わるとしてなの。最後に言い合った言葉がお互い罵倒ってのは嫌なの」
男「まあそうだな」
109: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/20(土) 00:56:53.43 ID:df4PO6Q80
メリー「とりあえず今日の晩御飯を考えるの。二人だから大して手の込んだもの作らなくていいの」
男「子供がいないから飯を手抜きしてもいいか理論やめろ」
メリー「男はカップ麺でいいとして私はどの冷凍食品を食べるかなの」
110: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/20(土) 00:57:37.99 ID:df4PO6Q80
メリー「あっついの!男、温度下げてなの!」
男「冷房限界まで効かせてこれだ!」
メリー「やっぱり夏にチゲ鍋はやりすぎだったの。普通の鍋にしておくべきだったの」
111: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/20(土) 00:58:27.04 ID:df4PO6Q80
男「んで、結局水風呂張ったのはいいものの、なんで一緒に入ってるんだ?」
メリー「風呂で倒れられたら困るからなの。お互い普段の生活で全裸程度見慣れてるの。いちいち気にするななの」
男「お互い初期のころは一人暮らしの頃の生活が抜けなかったからなぁ。今は隣人がいるからマシにはなってるけど」
112: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/20(土) 01:00:13.53 ID:df4PO6Q80
メリー「風呂上りに食べるアイスは格別なの。男、死んでないの?」
男「死んでねぇよ」
メリー「よかったなの。アイスを急いで食べて頭が痛くなったショックで死なれたりしたら困るの」
113: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/20(土) 01:00:44.39 ID:df4PO6Q80
男「さて、そろそろ寝るか」
メリー「わかったなの」
男「・・・・・・今更ながら、メリーさんのその『なの』は付けないと会話できないのか?」
114: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/20(土) 01:01:32.51 ID:df4PO6Q80
男「んで、2人に生活が始まって3日目も終わろうとしている頃だけどさ」
メリー「なんなのなの?」
男「なんで俺が寝てるベッドで寝てるんだ?ベッドが欲しいなら隣人のやつも使えるだろ?」
169Res/179.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20