花子「新しい!」貞子「生活!」メリー「なの!」
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114: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/20(土) 01:01:32.51 ID:df4PO6Q80
男「んで、2人に生活が始まって3日目も終わろうとしている頃だけどさ」
メリー「なんなのなの?」
男「なんで俺が寝てるベッドで寝てるんだ?ベッドが欲しいなら隣人のやつも使えるだろ?」
メリー「お人形は持ち主と一緒に寝るのが好きなの。子どもの頃ベッドで同じ布団に入れてもらえるってだけで人形カースト爆上がりだったの」
男「人形カーストって」
メリー「貞子や隣人がいる前じゃ流石に譲るけど、いないときぐらいはこんなことしても罰は当たらないの」
男「・・・・・・寂しいのか?」
メリー「そうなの」
男「なんだ、今日は本当に珍しく素直っていうかなんていうか」
メリー「当たり前なの。いつでもどこでもつんけんしてたら嫌われちゃうの。私は男に嫌われて捨てられたら生きていけないの」
男「相変わらず依存度高いよな。さばさばしてるように見えて」
メリー「当たり前なの。人形ってそういうものなの。だからこうやってたまには愛らしさを振りまいておかないといけないの」
男「愛らしさって」
メリー「それに、この人肌の温かさはいいものなの。冷房が効きすぎてるとかそういうわけじゃないの」
男「・・・・・・まあそれには同意するけどさ。別につんけんしてるからって捨てたりはしないさ。メリーさんがどういう人間、じゃないけど人間なのはわかってるし」
メリー「じゃあ純粋に甘えたいだけってことにしておくの」
男「そうかい。じゃ、そういうことにしとくか」
メリー「あと、側にいないとやっぱり不安なの。すぐ死にそうで」
男「おい」
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