【リトバス】理樹「ストーカーに狙われるようになった」
1- 20
14:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 05:48:24.45 ID:duI/6EBD0
理樹「なにが……っ」

理樹(恭介の方を振り向くとその視線の先にはタクシーが止まっていた)

理樹「えっ!なんでこんな所に…!?」

恭介「ここに向かう途中に呼んでおいたんだ!」

理樹(タクシーの運転手は僕らを見るなり急ぎの用だと察したのか前もってドアを開けて待ち構えてくれた)

ダダッ

恭介「よし!乗り込め!」

謙吾・真人「「おお!!」」

理樹(恭介は助手席、僕らはそのまま突っ込むように後ろの席に乗り込むと、恭介は間髪入れずに運転手さんに目的地を伝えてタクシーを出してもらった)

ブルルルッ…

真人「ふぃ〜疲れたぁ〜〜!」

謙吾「ふっ、なんだ今の距離でへばったのか?俺は全然余裕だぞ」

真人「はあ!?俺だって余裕だ!今のはホラ、あれだ…気が疲れたんだよ!理樹達を心配してな!」

恭介「そんな事よりさっきの奴はどうだ?」

理樹(後ろを見るとストーカーはさっきまでタクシーが停まっていた所で僕らの方を見て立ち尽くしていた)

理樹「ああ、なんとか諦めてくれ……」


ストーカー「〜〜〜」


理樹「っ!?」


恭介「………どうした?」

理樹「……あっ、いや、なんでもない…もう向かっては来ないよ」

恭介「そうか……」

クド「び、びっくりしました……急に担がれてまるで神輿になった気分でした…!」

謙吾「ああ、悪かったな。あの時はああする方が速かったんだ」

理樹「…………」

運転手「それで次はどっちに行く?」

恭介「ええ、今度はぐるっと回って…」

理樹(それにしても凄い手腕だった…恭介は電話やメール越しの情報だけでここまで考えついたのか……確かにタクシーなら電車と違って素早く乗れる他に安全に僕らの向かう方向を悟られずに帰ることが出来る)

真人「にしてもよぉ、さっきのは流石にちょっと気味が悪かったな……人のことあんまり悪く言いたかないがありゃちょっとしたホラーだな…ううっ、怖え」

謙吾「バカ、あんな格好で狙われたら完全にホラーだ……にしても理樹は何故あの男に追われたんだ?別に悪い事はしていないだろう」

理樹「う、うん……そうなんだよね……」

クド「いえ、よく考えてみたんですがむしろ逆なんじゃないでしょーか……」

理樹「えっ、どういうこと?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
40Res/54.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice