魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
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◆50Z6EuXmS6
[saga]
2020/07/06(月) 22:02:35.61 ID:pk1z5v1c0
【アイリス×ガレス編】
ガレス「帝都も久しぶりだなぁ」
アイリス「そうね」
ガレス「…昔は、よく遊んだものだな」
アイリス「田舎育ちの私にとって、帝都は何もかもが新鮮だったわね」
ガレス「アイリス」
アイリス「…ううー!!だってだって!!頭のなか、おかしくなりそうなの!!」
ガレス「まあ、そうだろうな…」
アイリス「ガレスからの婚約も、そうだけど、フィニーもあの根暗貴族に告白されてOKしちゃうし!!」
ガレス(ひどい)
アイリス「ううー!!」
ガレス「アイリス…」
アイリス「…あ」
ガレス「落ち着いたか?」
アイリス「うん…」
アイリス「昔も、こんなことあった気がする」
ガレス「…僕たちが、迷子になった時だったかな」
アイリス「うん。不安で、私が泣き出した時に…」
アイリス「ガレスが、手を握ってくれたの、覚えてるよ」
ガレス「そっか」
ガレス「…思えば、あの時から、僕は君を、愛していたのかもしれないね」
アイリス「っ!?」
アイリス「…ううー、恥ずかしい」
ガレス「恥ずかしいことなんてないさ。僕の気持ちは、真剣だから」
アイリス「…ガレス」
アイリス「…」
アイリス「…私も、貴方とずっと一緒にいたい気持ちは変わらないから」
ガレス「ああ、それは、僕も一緒だよ」
ガレス「今までも、これからもね…」
【アイリス×ガレス編】完
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