長門「私と居ると、退屈?」キョン「いいや。そんなことはないさ」
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:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:28:48.30 ID:1JdiF+qJO
「目当ての本は見つかったか?」
「見つかった」
図書館でしばらく待つこと、数十分。
目当ての本を見つけた長門が本を借りる。
以下略
AAS
4
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:29:50.03 ID:1JdiF+qJO
「ここ」
「へー。こんなところに古本屋があるとは」
長門のナビゲートに従い入り組んだ街中を歩くこと十数分で辿り着いたその古本屋は、なんとも歴史を感じさせる古びた店舗だった。
以下略
AAS
5
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:31:15.47 ID:1JdiF+qJO
「本を汚したり破いたりしなきゃ立ち読みで金は取らんから、いくらでも読んでくれ」
ほう。なるほど。そういうシステムか。
つまりここは立ち読み客御用達の店らしい。
とはいえ、それでは商売にならないのでは。
以下略
AAS
6
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:32:32.40 ID:1JdiF+qJO
「そろそろ、帰る?」
「ん? ああ、もうそんな時間か」
気づくと店の外の陽が傾いている。驚愕だ。
どうやららしくもなく没頭していたようだ。
以下略
AAS
7
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:33:53.73 ID:1JdiF+qJO
「入って」
「邪魔するぞ」
いつもと同じ、生活感が皆無な長門宅。
とはいえ、深呼吸すれば長門の香りがする。
以下略
AAS
8
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:35:11.00 ID:1JdiF+qJO
「それ、ほんと?」
「嘘をついてどうするんだよ」
長門は自らの容姿を過小評価しているのかも知れないが、谷口曰く、A -評価である。
俺としてはS +、もしくはSSランク相当だ。
以下略
AAS
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:36:18.60 ID:1JdiF+qJO
「どうしたの?」
「いや、なんでもない。一身上の都合だ」
落ち着き払いながらも、動揺は隠せない。
せっかくのデートが台無しになったのに。
以下略
AAS
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:37:44.88 ID:1JdiF+qJO
「長門、他に誰か居るのか?」
「通した覚えはない」
となると、もしかして。いや、まさかな。
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:40:06.32 ID:1JdiF+qJO
「何か言い残すことはある?」
「何をやってんだお前は!?」
「あなたの息の根を止めるの」
「どうして俺の命を狙う!?」
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:41:38.42 ID:1JdiF+qJO
「私がなにより許せなかったのはこれ幸いにと便乗しようとしたあなたの浅ましさよ」
「浅ましくて悪かったな」
「開き直らないで。あなたは今、長門さんと一緒に放尿しようとしたのよ? そんな暴挙はたとえ涼宮さんが許しても私が許しません」
こいつはなんでこうも上から目線なのか。
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:43:22.68 ID:1JdiF+qJO
「わかったよ、朝倉」
「なぁに? ようやく覚悟が決まった?」
「ああ。お前とも一緒に小便してやる」
「ふぅん? それがあなたの答え?」
以下略
AAS
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