長門「私と居ると、退屈?」キョン「いいや。そんなことはないさ」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/05/23(土) 22:28:48.30 ID:1JdiF+qJO
「目当ての本は見つかったか?」
「見つかった」
図書館でしばらく待つこと、数十分。
目当ての本を見つけた長門が本を借りる。
相変わらず、俺が一生読みそうもない分厚い辞典みたいな書物を好んで読むらしい。
「本、重くないか?」
「平気」
「もしよければ、鞄くらい持つぜ」
「でも……」
長門は基本的に遠慮がちな性格をしている。
なのでこちらの申し出の意図に気づかない。
なので、直接的な物言いでわからせてやる。
「いいから、ほら。寄越せって」
「かなり重いけど、平気?」
「これでも男だから、本の一冊や二冊……」
重。なんだこれ。広辞苑でも入ってんのか。
「大丈夫?」
「も、問題ない。さあ、古本屋に行こうぜ」
ずっしりと重たい鞄を肩に引っかけて、空いた片手を差し出すと今度は自然に長門が指を絡ませてきて、一段と足取りが軽くなった。
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