長門「私と居ると、退屈?」キョン「いいや。そんなことはないさ」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/23(土) 22:37:44.88 ID:1JdiF+qJO
「長門、他に誰か居るのか?」
「通した覚えはない」

となると、もしかして。いや、まさかな。

「ちょっと寝室を見せてくれないか?」
「わかった……先にシャワーを浴びる」
「いやいや! 浴びなくていいから!」

本当に奥手なのか積極的なのかわからん。
誤解のないように説明すると、俺は物音の正体を探るべく長門の寝室を検分するだけだ。

「ふむ……怪しい人影はないな」

寝室には綺麗にベッドメイキングされた寝台と化粧台があるだけで、誰もいない。
となると、本日長門が着ている私服を仕舞うであろうクローゼットに潜んでいるとみた。

「クローゼットも開けるぞ」
「服は脱いだほうがいい?」
「脱がんでいい。用心しろ」

緊張感が皆無な長門を嗜めて警戒を促してから、俺は慎重にクローゼットの扉を開けた。

「死になさい」
「どあっ!?」

ヒュンッと、空を斬る、銀のナイフの閃き。
身構えていたこともあり、なんとか躱した。
案の定、クローゼットには朝倉が隠れてた。


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