54: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:16:37.79 ID:RS4SDFXO0
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清路警察署・少年課
のあ「真奈美、お疲れ様」
真奈美「のあ、音葉君が無事に見つかったようで何よりだ」
仙崎恵磨「のあさん、お疲れ様!」
仙崎恵磨
清路警察署少年課所属。階級は巡査。バディは相馬夏美。夜でも元気だが、朝は弱いとのこと。
のあ「恵磨、応援かしら」
恵磨「勝手に来てみたから、手伝いを。本当は警邏の手伝いをしたいんだけどさー」
のあ「夏美が入院中だものね」
恵磨「そうなんだよ!夏美が単独行動で怪我したのに、独りで行けるわけないじゃん」
真奈美「夏美君の様子はどうだい?」
恵磨「手術も成功したから、警察病院のベッドで元気に暇してる」
のあ「大丈夫そうね」
恵磨「話し相手が必要そうだから、お見舞い行って。病気じゃないから、気を使わなくてもいいし」
のあ「そうするわ。真奈美はどうしてここに?」
真奈美「気になったことがあってな、仙崎君に情報を聞きに来た」
のあ「気になったこと?」
真奈美「古澤頼子が言っていた協力者は4人と言った。だが、1人足りない」
のあ「新田巡査、桐生つかさ、シスタークラリス……そうね、1人いないわ」
恵磨「桐生つかさ、って女子高生社長でしょ。少年課で関係しそうな人を調べてみたけど、うーん、いない」
のあ「夏美には聞いたかしら」
恵磨「聞いた。思い当たるような子はいない、桐生つかさの会社は見に行ったこともあるけど真っ当で安心した、って」
のあ「会社は真っ当でも、裏があったわけね」
恵磨「そこは夏美でもわからないよね。また自分を責めてそうだから、言っとく」
のあ「そうしてちょうだい」
真奈美「のあ、何か心当たりはあるか」
のあ「心当たり……思い出したわ」
真奈美「あるのか?」
のあ「思い出したというよりは、すっかり忘れていたわ。渋谷凛がいるじゃない、会いに行きましょう」
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