古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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55: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:17:25.79 ID:RS4SDFXO0
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清路警察署・留置場

のあ「あれ、友紀がいるのね。こんな時に捕まったの?お酒は適量に、と言ったでしょう」

友紀「ちがーう!凛ちゃんの警護、礼子署長からご指名で」

のあ「格子の中にいるから、てっきり」

友紀「それに、捕まるほど飲まないよ。のあさんの差し入れが美味しくて、ビールが欲しいけどさー」

凛「ずっとこんな感じなんだけど……本当に優秀なの?」

のあ「私が思うに優秀よ。真奈美、どう思うかしら」

真奈美「市長から表彰も受けてる。実力は柊課長が目をつけるほどだ」

凛「その話も本当なんだ」

友紀「親しみやすい、ってことだよね」

凛「そういうことにしておく」

のあ「渋谷凛、事件については聞いてるかしら」

凛「あんまり、時々聞こえてくるけど。あの警部補が犯人だった、って」

友紀「あたしも聞いてない。考え事が増えると、任務に集中できないからねー」

真奈美「なるほど、そういう方法もあるのか。参考になるな」

のあ「古澤頼子の協力者について教えて欲しいの。いいかしら」

凛「いいけど……大丈夫なの?」

のあ「友紀、大丈夫かしら」

友紀「オッケー、任せてよ!」

のあ「留美は、あなたの安全を第一に考えて情報を秘匿したわけじゃないわ」

真奈美「今日の事件で、のあや古澤頼子に先手を取るためだ」

凛「それなら、誰これ構わず言うべきだった、ってこと?」

のあ「一番信頼している人物に裏切られたのは、私も同じ」

真奈美「正しい判断は難しいよ」

友紀「よくわかんないけどさ、身を守るのが一番でいいと思うよ」

凛「……そっか」

のあ「協力者を教えて。桐生つかさ、シスタークラリス、新田美波の他に知っている人物を」

凛「全部知ってるわけじゃないよ。古澤頼子しか知らない人物もいるはず」

のあ「それでもいいわ。候補者は」



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