古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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51: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:13:29.45 ID:RS4SDFXO0
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清路警察署・科捜研

まゆ「音葉さん!おかえりなさい、ご無事ですか」

音葉「はい……この通り平気です」

久美子「帰りの運転もしてもらったわ。元気いっぱい」

志希「音葉ちゃん、心配したよ〜。失踪はダメ」

音葉「すみません……志希さん」

のあ「志希が言うと説得力がないわね」

まゆ「皆さんに差し入れです、どうぞ」

久美子「これ、あそこの高級中華じゃない」

まゆ「はい、警察とのあさんの名前を出したらサービスしてくださいましたぁ」

志希「凄い美味しい。ね、イズミーオ」

泉「うん、フカヒレの姿煮食べちゃった……家族にはヒミツにしよう」

まゆ「音葉さんもどうぞ。お飲み物もたくさんあります」

音葉「ありがとうございます……私は車両追跡システムの修正を」

久美子「お願い。志希ちゃん、古澤頼子か留美さんは見つかった?」

志希「ぜんぜんだよー。街中の監視カメラの位置把握してるのかも〜」

久美子「清路市内は監視カメラ王国というわけではないものね、穴は幾らでもある」

泉「そうだ、のあさん。これ見て欲しいんだ」

のあ「いいわ。何かのウェブサイトかしら」

泉「今日の正午に立ち上がった掲示板。読むのも書き込むのもフリー」

のあ「内容は……フム」

泉「留美さんに見つけてもらいたいように、目撃情報を書くのが目的」

のあ「私が真奈美に指示したのとは無関係ね」

泉「不正確な情報も多いし、時間と場所を整理しても行動すらわかんない」

志希「イズミーオに勝手にデータを集めるアルゴリズムは作ってもらったから、そっちを見るといいよ」

泉「まとめたのはこっち。清路市の地図を背景にしておいた」

のあ「やたらに多い場所があるけれど、これは市立美術館ね」

志希「前に働いてたんでしょ?」

のあ「その通りよ。泉、複数回アクセスしている端末とか特定できるかしら」

泉「やってみたけど、刑事さんの端末までは辿り付けなかった」

のあ「しかし、留美の目的はわかった。泉、お手柄よ」

泉「目的?」



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