古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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50: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:12:29.72 ID:RS4SDFXO0
久美子「なんでそんなに余裕なのよ……調子は大丈夫?」

音葉「よく眠ったのでスッキリしました……音声データを解析しましたか……?」

のあ「そうよ。志希がいてくれて助かったわ」

音葉「さすが志希さんです……留美さんは見つかりましたか……」

のあ「いいえ」

音葉「そうですか……」

久美子「留美さんに協力したの?」

音葉「私の意思では……拳銃を突きつけられるのは……生きた心地がしませんね」

のあ「脅迫された、ということ。久美子、まずは安心していいわ」

久美子「はー、とりあえず、一安心。無事で本当に良かったわ」

のあ「留美に命令されたことは」

音葉「追跡システムを改竄しました……」

久美子「そっちは音葉ちゃんの音声データで何とかなった」

音葉「車両追跡システムはまだです……自分で修正します」

のあ「街頭ビジョンは」

音葉「急遽……発信元を突き止めて欲しいと」

のあ「留美は一緒にいたのかしら」

音葉「はい……ここで留美さんに情報を渡しました」

のあ「閉じ込められたのは」

音葉「その時です……電子機器も取り上げられてしまいました」

のあ「新田巡査は」

音葉「新田巡査ですか……いませんでした」

久美子「同行していない?」

音葉「新田巡査に……何かありましたか?」

のあ「詳しい話は後にしましょう」

久美子「音葉ちゃん、1つ聞いていい?」

音葉「なんでしょう……?」

久美子「どうして、寝てたの?」

音葉「やることはありませんし……ここで眠れば捜査に復帰しやすいですから」

のあ「……久美子の部下は元気ね」

音葉「今日の夜は長そうだったので……科捜研に戻りましょうか。やることがあるので」

のあ「結果的に戦力が確保できたわ。留美を追いましょう」

久美子「私も同感。色々悩んでたのもこれでお終い。帰りましょ」



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