古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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41: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:04:50.90 ID:RS4SDFXO0
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清路警察署・刑事一課和久井班室

のあ「和久井留美。清路警察署刑事一課所属。階級は警部補。和久井班班長で、部下に大和亜季巡査部長と新田美波巡査」

真奈美「出身は広島県。大学進学を機に上京、学部は経済学部」

楓「簿記と秘書検定を持っているんですね、知りませんでした」

久美子「卒業と関係ない法学の講義を4年生時に受講。警察官になるから受けたのかしら、学生時代から真面目ね」

のあ「大学卒業後、警察官に。警察学校、交番勤務を経て、清路警察署刑事一課に配属」

久美子「のあさん、留美さんと知り合いになったのは何時頃?」

のあ「留美とは、刑事になった頃に志乃に会わされた。志乃は以前から知り合いだったわ」

楓「刑事一課に来るのが早いですね」

のあ「志乃が警察学校時代から目をつけていた、と言っていたわ」

真奈美「今日までは、柊課長の目論見通りだった」

のあ「そうね。趣味は仕事。トレーニングと勉強も欠かさない」

真奈美「柔道、空手、剣道、少林寺拳法、薙刀は段位持ち」

まゆ「凄いですね……」

のあ「左利きであることを活かすから、経験者でも苦戦するわ」

真奈美「他に護身術、逮捕術に精通。刺又、警棒、拳銃も扱える」

楓「最近は銃撃のトレーニングを続けていた、とあります」

真奈美「署内のコンテストで2位。現場での発砲経験もある」

まゆ「鷹富士神社の時……ですね」

のあ「その以前にもあるわ。適切な利用が認められて、処分等はなし」

楓「警官の発砲はよほどのことがなければ、このような処分にはなりません」

のあ「身長168cm、体重は49kg。警察官になった時の記録だから、もう少し筋肉で体重を増やしているかしら」

真奈美「ここまで武道に精通していたら、一般男性だったら歯が立たないな。体格も成人男性の平均に近い」

久美子「そうでしょうね。刑事一課の男性刑事でも一目置くくらいだし」

楓「拳銃携帯の新田巡査で、敵う相手ですか」

のあ「無理よ。亜季でも難しいわ。女性警察官で相手になるとしたら、志乃くらいよ」

真奈美「和久井警部補の師匠だものな」

のあ「そう、柊志乃の部下だった」



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