古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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42: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:06:02.33 ID:RS4SDFXO0
楓「柊志乃の部下、という肩書はそれだけで名声ですから」

のあ「名声というより、畏怖の対象」

まゆ「そんなに……?」

久美子「実際のところ、本当ね」

のあ「柊志乃とコンビを組んで、順調に出世。昨年、階級は警部補に。試験の成績は受験者でも上位だった」

まゆ「文武両道ですね」

のあ「文が優れた人間が武を身に付けたら、こうなるのよ」

真奈美「表彰関連も凄い数だな」

楓「昨年、署長賞を獲得していますね」

のあ「未解決だった殺人事件を解決。一審は懲役10年の判決、控訴中」

久美子「こう見ると、傾向が分かるわね。2つある」

のあ「ええ。事件発生から迅速な対応と」

真奈美「初動捜査で解決しなかった事件でも成果をあげてる」

のあ「清路市に1年間犯罪が起こらなくても、留美の評価は上がりそうね」

楓「書類作成も上手です。私は、後回しにしてしまうので」

のあ「留美はこびへつらうことだけは苦手よ。でも、上層部の扱いが上手い上司がいれば良いだけ」

真奈美「いるな」

久美子「志乃さんの手法は真似できないわ、上手過ぎる」

まゆ「えっと……やっぱり」

のあ「やっぱり、なにかしら」

まゆ「未解決事件の容疑者を、留美さんは知ってた」

のあ「ええ、留美には難しいことではないわね」

真奈美「被害者、あるいは次のターゲットも絞り込めるな」

久美子「それが、最後のリスト」

楓「これは、なんでしょうか」



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