高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「今日も、私とあなたとの時間を」
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83:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:55:55.63 ID:WDIZ97tn0
加蓮「どうだろうね?」

藍子「私が加蓮ちゃんを見ていて、思っていることですよ?」

加蓮「事実とは関係ありませーんって?」
以下略 AAS



84:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:56:25.96 ID:WDIZ97tn0
加蓮「違う違う。怒ってるんじゃなくて。むしろ受け止めきれないくらいに嬉しいかも」

加蓮「そこまで的確に、私の中に踏み込んでくれて。しかも堂々と正面から言ってくれて? もうさ、そういうのって……」

加蓮「藍子。さっきの藍子のセリフじゃないけど、これ他の人にやっちゃダメだよ。好かれる通り越して依存までされるヤツだから」
以下略 AAS



85:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:56:56.88 ID:WDIZ97tn0
(後日、加蓮ちゃんに実際に言ってみたら、やらないって言われてしまいました。ちょっぴり残念です)

ふと、加蓮ちゃんが喋るのを止めて後ろの席をちらりと見ました。
そこにいるのは、さっきカフェにやってきた2人組です。
加蓮ちゃん、何やら聞き耳を立てているもよう。私もつられて、できるだけ物音を立てないようにします。
以下略 AAS



86:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:57:25.49 ID:WDIZ97tn0
藍子「…………あ〜」

加蓮「私もこの時のことは覚えてるけど……。白目剥いて魂吐き出したことって、どう書けばいいんだろうね……」

藍子「それなら、ちょっとだけお話を飛ばしてしまって――」


87:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:57:55.50 ID:WDIZ97tn0
席に戻ると、加蓮ちゃんがからかうようにして言います。
「今日もサービス精神豊富だねぇ?」
だって、私のことを応援してくださる方には、できるだけ応えたいですもん。

「加蓮ちゃんだってそうでしょ? この前の小さなLIVEで歌い終わった後、しばらくステージの上でみなさんを見渡していて、進行の方にマイクを渡されてた時……あの時、ファンのみなさん1人1人の顔を、じっくり見ていたでしょ? 目を見れば、わかりましたよ」
以下略 AAS



88:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:58:55.98 ID:WDIZ97tn0
>>87 申し訳ございません。2行目を訂正させてください。

誤:「今日もサービス精神豊富だねぇ?」
正:「今日もサービス精神が旺盛だね」

以下略 AAS



89:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:59:25.39 ID:WDIZ97tn0
時計の音が、3時だって教えてくれました。ぼーん、ぼーん、ぼーん……聞いていると、少しだけ眠たくなってきちゃう。
ふわ、と小さくあくびをすると、加蓮ちゃんが座っている隣をぽんぽんってしてくれて。
「ちょっとだけ寝とく?」
それはとっても魅力的な提案ですけれど、今は、もう少しお話していたい気分かも?


90:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:59:56.45 ID:WDIZ97tn0
「あのぉ〜」
「書いているところにすみません。私たち、そろそろ帰ります」

加蓮「そっか。2人も、またね」

以下略 AAS



91:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 19:00:25.62 ID:WDIZ97tn0
<くそぅ……! 分かってはいたけどやっぱりキツイ……! しかも最近また太ったでしょコイツ! ぐんぬぬぬ……!


加蓮「目が覚めるまで待てばいいのに……」

以下略 AAS



92:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 19:00:56.97 ID:WDIZ97tn0
――おしゃれなカフェ――

加蓮「はい。コーヒー。それから店員さんからのメッセージ。頑張ってください、だってさ」

藍子「ありがとう、加蓮ちゃん。店員さんも……。これが終わったら、いっぱいお礼を言いたいな……」
以下略 AAS



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