高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「今日も、私とあなたとの時間を」
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15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:20:25.67 ID:WDIZ97tn0
写真を撮ってあげた後は、大きく背伸びをして……もうそろそろ、お昼の時間。
約束までは、あと1時間くらいありますけれど、どうしようかな……。
うん。もうちょっと、歩いてみましょう。何かいいお店が見つかったり、面白いものが見つけられたりするかもっ。

そういえば、路地の向こうに新しいお店が何軒かできたって、クラスのみんなが言っていました。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:20:55.81 ID:WDIZ97tn0
加蓮「んっ……。寝転がって空を見ると……あははっ。不思議ー。空しか見えないや。空の青一色しか見えなーい」

藍子「そうでしょっ?」

加蓮「たまにはこういうのもいいかもね。あったかいし……あぁでも、梅雨に入ったらできなくなっちゃうかな。その後は夏で、さすがに暑すぎるし。熱中症とかあるしなー……」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:21:25.30 ID:WDIZ97tn0
表通りには、いっぱいの人で溢れています。さすが、都会のお休みです。
ここからいつものカフェまでは、歩いて10分くらい。
……私がアイドルだってこと、バレちゃわないかな?

今日は帽子をかぶっているだけで、これといった変装はしていません。
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:21:55.60 ID:WDIZ97tn0
藍子「う〜ん……」

加蓮「あ、詰まった。どしたのー?」

藍子「この後、どうしたかなって……。カフェに行くまでのことを、あんまり覚えていないんですよね。何もなかったとは思うんですけれど……」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:22:26.81 ID:WDIZ97tn0
加蓮「……えーと、じゃあこっそり別の日のことを混ぜてみるのはどう?」

藍子「それだと、嘘をついているってことに――」

加蓮「違う違う。謎解きっぽくするの。あとから、実はこのコラムには1ヶ所だけ別の日のことが混ざってました! それはどこでしょう? みたいなっ」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:22:56.43 ID:WDIZ97tn0
――それから、私はいつものカフェに到着しました。


21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:23:26.43 ID:WDIZ97tn0
加蓮「謎解きはー?」

藍子「ちょっと考えたんですけれど、……面白そうだけれど、それはまた今度ってことでっ」

加蓮「オッケー。そうだよね、フェアじゃないもん。今は、そのまま書き進めよっか」


22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:23:55.42 ID:WDIZ97tn0
ドアを開けると、涼しいベルの音に混じって焼きたてのご飯の香りがします。
カウンターの奥から店員さんが、ぱあっと笑顔になってやってきました。
私も、自然と頬が緩んで……ちょっとだけお話したんですけれど、店員さんは、すぐにぱたぱたと厨房の方へ。
どうやら、他のお客さんの注文をとっていたみたいですね。

以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:24:25.80 ID:WDIZ97tn0
藍子「あっ。いつもの席、って言っても分からないのかも……。じゃあ、ここは消しゴムで消してから……」


24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/10(日) 18:24:56.05 ID:WDIZ97tn0
今日は、何を食べようかな?
入り口から向かって右側の、一番奥の席。そこが、私たちがいつも使う席なんです。
今日はまだ、加蓮ちゃんは来ていないみたい。

席に座ってメニューを開くと、最初に目に飛び込んできたのはお昼の定食セットでした。
以下略 AAS



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