藍子「私の、大切なプロデューサーさんへ」
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14: ◆dzX3.Do/lI[sage]
2020/05/09(土) 23:48:51.29 ID:iiO5naNP0

その日から、私とプロデューサーさんの「アイドル」が始まりました。
大変な時もありました。
正直、苦しいこともありました。
悔しいことも、悲しいことも……ちょっとじゃないくらい、ありました。

けれどそれ以上に、たくさんの嬉しいことがありました。
数えきれないほどの楽しい時もありました。
隣にはいつもプロデューサーさんがいて、私の背中を押してくれました。

何か一つ、私ができるようになったときは、私以上に喜んでくれました。
もっともっと、喜んでもらいたい。貴方の期待に応えるために、私は頑張れました。

「もうダメだ」って挫けそうになった時、プロデューサーさんのほうを見たら、片時も目を離さずいてくれました。
そのたびにもう一歩、もう一度、と踏みとどまることが出来ました。

そして、お仕事のない日。
プライベートな時間でも、プロデューサーさんと過ごす時間が増えていきました。
貴方と一緒に過ごす時間は、とても居心地が良くて……。ついつい時間を忘れて過ごしてしまいます。
二人してレッスンに遅れた時もあって。……あの時は、トレーナーさんに悪いこと、しちゃいましたね。


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