武内P「まゆのお悩み相談室?」まゆ「はぁい」
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12: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/05/01(金) 06:57:29.92 ID:yo4ZRVm4O
ケースC武内P



<<まゆのお悩み相談室>>


武内P「不思議な張り紙があったので様子を見にきたのですが、いったい何をされているのですか?」

まゆ「実はここ最近、立て続けに悩みの相談を受けることがありまして。ならいっそのこと、相談を受ける場所を用意しようと思ったんです」

武内P「そうでしたか。ちなみにどのような相談を受けたのですか?」

まゆ「そうですねぇ……」


ポワン、ポワン、ポワン――


まゆ「……」

武内P「佐久間さん?」

まゆ「女の子のプライベートに関わることなので、お教えできません」

武内P「それもそうですね。配慮が足りませんでした」

まゆ「気になるのは当然だと思うので、お気になさらず。ところでCPのプロデューサーさんも相談してみませんか?」

武内P「……え? 私もですか?」

まゆ「はい。年頃の女の子たちに囲まれた、プロデューサーさんならでは悩みもあると思います」

武内P「お気持ちはありがたいのですが、佐久間さんに相談にのっていただくわけには……」

まゆ「……CPのプロデューサーさんは最初は怖い顔ばかりに目が行きますけど、それなりに付き合いが長いと何を考えているかわかりやすい人です」

武内P「そう……なのですか?」

まゆ「はい。だからCPのプロデューサーさんが悩みを抱えていることを察して、担当アイドルたちが心配する……ということもありえます」

武内P「!!?」

まゆ「これはしょせん、女子高生のお遊びみたいなものです。そのお遊びで、アイドルたちに心配をかけずにすむのなら儲けものとでも考えて、どうか気楽に話してください♪」

武内P「その……少し話しづらい内容なのですが」

まゆ「はい。どうぞ続けてください」

武内P「なぜかわからないのですが……私のことを、同性愛者だと思っている方が複数いるようなのです」

まゆ「なぜも何も、大企業の出世コースにある偉丈夫が、結婚はおろか恋人もいなくて、そのうえ女の子の扱いが苦手。妙な噂が立つ下地がこれでもかというぐらいありますから」

武内P「仕事人間のつまらない人間の隣に、女性がいないのはそこまで不自然ではないと思うのですが……」

まゆ「CPのプロデューサーさんの自己評価は置いておきましょう。妙な噂が立つ下地はあると言いましたが……その下地を思いっきりこねくり回して発酵させて、いたるところにばらまいている人がいますね」

武内P「はい。困ったことに」

まゆ「あの……“アレ”は彼女の個性とは思いますが、さすがに一度注意した方がいいとまゆは思います」

武内P「私もそう思い、一度注意しようとしたのですが――」





由里子『 ホ モ を 恥 じ る な ! ! ! 』





大西由里子
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