北条加蓮「藍子と」高森藍子「アイドルのいるカフェで」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/26(日) 19:04:44.24 ID:237PaD0I0
加蓮「最終的な答えはだいたい決まってるよね。今回なら、コラムを書くこと。でも、その途中式は何通りも、ううん、何十通りもある。学校の数学の計算とは違うの」
加蓮「それに、だからPさんもかなり曖昧な指定で依頼を受けて、それを藍子に――実際送ってきたのは何故か私なんだけど、とにかくそれを藍子に出したんじゃないの?」
藍子「…………」
以下略
AAS
28
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/26(日) 19:05:14.21 ID:237PaD0I0
藍子「…………」
加蓮「これは藍子が決めることだから。……答えを出すまではずっと側にいてあげる。道を間違えてそうなら私が正しい方向に連れてってあげる。でも、最後に決めるのは藍子だから」
藍子「……………………」
以下略
AAS
29
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/26(日) 19:05:45.26 ID:237PaD0I0
……。
…………。
加蓮(……いつでも優しくしてほしい、かぁ)
以下略
AAS
30
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/26(日) 19:06:14.73 ID:237PaD0I0
加蓮(それから私は、店員さんに色んなことを聞いた)
加蓮(具体的に依頼した人が誰なのか。その経緯。藍子に期待していること。どのルートで事務所へ依頼を出したのか)
加蓮(そのついでに、取り留めのない話もした)
以下略
AAS
31
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/26(日) 19:06:44.23 ID:237PaD0I0
加蓮(――やがて、藍子が大きく頷いたのが見えたので、藍子の元へ戻ることに)
加蓮(……店員さんがものすっっっっごく寂しそうな顔をしてたので、また今度話そうよと言っておいた)
加蓮(いや、私はいいんかいっ)
以下略
AAS
32
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/26(日) 19:07:14.75 ID:237PaD0I0
藍子「加蓮ちゃん。加蓮ちゃんの言った、優しい女の子、っていう言葉って――周りの望みが分かったり、それを叶えたりする、ってことなんですよね?」
加蓮「うん。その通りだよ」
藍子「偶像は、自分の気持ちや自分の魅せたいことを――」
以下略
AAS
33
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/26(日) 19:07:45.11 ID:237PaD0I0
藍子「――でも」
藍子「私、加蓮ちゃんの、自分から魅せていくアイドルとしての姿が、大好きなんです」
藍子「大好きで、うらやましいんです」
以下略
AAS
34
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/26(日) 19:08:15.37 ID:237PaD0I0
加蓮「……了解。うん、分かった」
藍子「え……?」
加蓮「ま、いいんじゃない? っていうか、たぶんそれがトップアイドルの条件みたいなものだと思うし」
以下略
AAS
35
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/26(日) 19:08:46.58 ID:237PaD0I0
加蓮「……まぁ、私はどっちかっていったら、藍子がやりたいことをやり放題してる方が見たいくらいだし?」
藍子「もうっ。やっぱりそっちじゃないですか」
加蓮「あはは……まぁね」
以下略
AAS
36
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/04/26(日) 19:09:15.58 ID:237PaD0I0
藍子「加蓮ちゃんは、私が見つけるべき道、最初から分かっていたんですね」
加蓮「私なりにそうした方がいいのかな? って思ってたくらい。藍子の道は藍子に見つけてほしかったし、それが私の知らない道かもしれないし」
加蓮「答えが藍子と一緒になったのは、ただの偶然だよ」
以下略
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