北条加蓮「藍子と」高森藍子「アイドルのいるカフェで」
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32:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/26(日) 19:07:14.75 ID:237PaD0I0
藍子「加蓮ちゃん。加蓮ちゃんの言った、優しい女の子、っていう言葉って――周りの望みが分かったり、それを叶えたりする、ってことなんですよね?」

加蓮「うん。その通りだよ」

藍子「偶像は、自分の気持ちや自分の魅せたいことを――」

加蓮「そういうこと。藍子にはどっちになれる権利もあるんだよ。自分の言いたいことを言いまくってもいいんだし、店員さんが欲しがってるものを提供してもいい。でも、そこははっきりさせておくべきだと思ったの」

藍子「……私は」

藍子「私は……たぶん、加蓮ちゃんほど堂々としたアイドルには、なれないと思います」

加蓮「……、」

藍子「でもそれは、諦めるとか、憧れのまま終わらせるってことではなくて……」

藍子「私のことを応援してくれる人たち。私のことを見てくれる人たち。みなさんの気持ちや、思っていることや、願っていること――みなさんが見たいと思っている、私、高森藍子っていうアイドル」

藍子「それは、大事にしたいなって思っています」

藍子「もしそれで、みなさんが笑ってくれるのなら。幸せな気分になってくれるのなら」

藍子「私は、加蓮ちゃんの言う"優しい女の子"でいたいな……って」


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