もしもし、そこの加蓮さん。
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82:名無しNIPPER[saga]
2020/04/29(水) 21:30:06.13 ID:SPkljqcV0

そのまま次の準備へ向かおうとして、美嘉はぴたりと立ち止まります。

 「そだ。担当さんが終わったら来てくれって言ってたよ」

 「どこに?」

 「あり? 言えば分かるって話だったけど」

 「……ふぅん」

 「っと、時間ヤバ。お先っ!」

美嘉の背中を見送ると、加蓮はステージ袖から再び通路へと舞い戻ります。


彼の居そうな場所は、何となく分かっていました。



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