251:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 19:45:32.85 ID:7gnP6kF90
「……加蓮ちゃん」
泣き出しそうな卯月の呟き。
二人分の視線が加蓮の右足へと注がれました。
アドレナリンの分泌が落ち着きを見せ、震えが顔を出し始めます。
「……アクセル、踏み過ぎだ」
「あはは。私の方がアガっちゃってさ」
衣装の裾を握り締めそうになった手を、そっと離しました。
「休めば、イケる。最後までだって、保たせるよ」
「……分かった。何かあったらすぐに言ってくれ。
島村さん、加蓮を控室まで連れて行ってもらえるかな」
「はいっ」
じっとりと重たくなった手を引かれ、加蓮はステージを後にしました。
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