134:名無しNIPPER[saga]
2020/05/06(水) 23:45:53.62 ID:EfLG+Erp0
「楽しそうね、お二人とも」
流石の奏も南国の陽気に中てられたかもしれません。
いつもより気持ち濃いめの笑みを浮かべつつ、彼女が二人へと歩み寄って来ます。
抜群と形容して差し支えない彼女の肢体を包むのは紺のビキニ。
何が十七歳なんだと、加蓮は心中で小さな溜息を吐きました。
「この海とも仲良くなったでしょう? そろそろ撮影開始だって」
「あ、お仕事で来てたんだっけ?」
「ふふ……私も思い出したのはついさっき、だけどね」
南の島でのピンナップ撮影。
近頃スケジュールの詰まり気味だったアイドル達へ、
容赦無く追加で積み重ねられてしまったお仕事です。
何につけても、お題目というのは大変重要ですから。
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