【オリジナル】自殺したら僕だけを誉めない有名絵師の彼氏になった件
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57: ◆wqJOdKDc/.
2020/04/25(土) 10:27:29.52 ID:U1qw9Qt5O
以前とさほど変わらない振る舞いを続ければ、パプリカさんのような深い親交があった方が疑念を抱くのは必然だった。

『レンさんからも言われましたよ。「どうしてこんな親身に悩みを聴いてくれるのですか? 貴方はアシカ太郎さんみたいですね」って。そんなに似ていますか? 俺と彼』
『似てるさ。言葉遣いとか、推しカプもフォロワー数も関係なく誰にでも優しいところとか』
『慕われていたんですね、彼』

意外な形で、旧友達が内心僕をどう思っていたのか。
それを知れたのはいい意味で衝撃の連続だった。

『だからオレ、何回も言ったんだよ。「お前を仲間外れにする酷い奴からの評価なんざ、気にしたら駄目だ」ってな。でもアイツはアイツで、りかりほ推しとしてのプライドがあったのはわかってた』

申し訳ありませんでした、心配ばかり掛けて。
ほんと、口に出さずに謝ってばかりだな、僕ときたら。

『参加するからには、アンタが思い描く最高の作品を出してくれよ……まあ、あまり肩肘張り過ぎないで、ゆる〜い気持ちでな』
『ありがとうございます。わかりました』

「誰でも合同2」への参加を表明したことで、一気に前回参加者三十名近くからフォロワーされたのはたまげるより他なかった。


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