74: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/07/26(月) 11:53:14.62 ID:Cezla0Hd0
男「アイツは、人間じゃないってことですか?」
父「そうですね」
あっさりと肯定する。
75: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/07/26(月) 11:56:27.16 ID:Cezla0Hd0
男「もっと、ちゃんとしてやらないと学校で浮きますよ」
父「そこは安心してください。"素体"は人間に限りなく認識しづらく設定しておりますので」
男「え」
76: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/07/26(月) 12:06:01.76 ID:Cezla0Hd0
少し、合点がいく。
不思議っ娘は、俺以外と会話しているところを見たことがない。
ましてや、誰かが彼女のことを話しているのも聞いたことがない。
77: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/07/29(木) 11:24:23.50 ID:ymrGS4yz0
父「そして、困っていることがもう一つ」
宙に向けて立てた人差し指をこちらに向けられる。
父「あなたに知られてしまったことです」
78: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 21:18:06.25 ID:ECNFnKQ+0
不思議っ娘が……?
男「……?」
父「だからこそ、我々もあなたの前に姿を現わさざるを得なくなったということです」
79: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/12/15(水) 21:19:29.31 ID:ECNFnKQ+0
父「我々はこの星のことをもっと知らねばなりません。
あなたが誰かに吹聴してしまう可能性と、ここでその可能性を消すこと、
確実に後者の方が効率が良いと思いませんか? 私はそう思うのです。
80: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/12/15(水) 21:20:12.75 ID:ECNFnKQ+0
81: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/12/15(水) 21:20:49.76 ID:ECNFnKQ+0
82: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/12/15(水) 21:21:16.22 ID:ECNFnKQ+0
83: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/12/15(水) 21:22:33.03 ID:ECNFnKQ+0
――――――――――コンコン。
扉を叩く音がした。
男「ん……」
84: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/12/15(水) 21:23:59.82 ID:ECNFnKQ+0
男「ありがとうございます」
姉「……珍しい返事をしますね」
男「ノックで起きたからさ」
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