男「それは、宇宙の彼方」
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76: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/07/26(月) 12:06:01.76 ID:Cezla0Hd0
 少し、合点がいく。

 不思議っ娘は、俺以外と会話しているところを見たことがない。

 ましてや、誰かが彼女のことを話しているのも聞いたことがない。

 でも、それなら。

父「『どうして自分は?』と思ったでしょう」

男「! ……ええ」

 学習中なのに先読みしてきやがる。

父「我々も理解不能な状態です。驚くべきことです」

 「こんなことは初めてですから」と。

 無表情なトーンでの物言い。

 しかし、俺にとっては驚くべきことではない。

 俺にはハッキリと彼女がわかる。

 確かに周りの連中が無反応なのは色々と不可解ではあった。

 認識しづらくなっているという点は、納得できる。


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