男「それは、宇宙の彼方」
1- 20
161: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 23:26:28.20 ID:ECNFnKQ+0
父『なんだか不思議な感覚ですね』

男「何がです?」

父『あなたとこんなお話をするようになったことがです』
以下略 AAS



162: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 23:27:18.31 ID:ECNFnKQ+0
父『まあ、また』

男「はい」

父『彼女の近況を教えていただくために、定期的に連絡致します』
以下略 AAS



163: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 23:28:33.89 ID:ECNFnKQ+0
男「……人間っぽいこと言いますね」

父『娘をよろしく頼みますね』

男「は、はい……」
以下略 AAS



164: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 23:29:21.88 ID:ECNFnKQ+0
女「……」

 彼女がこちらをジッと見つめていた。

「落ち着く」という俺の胸元、超至近距離で。
以下略 AAS



165: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 23:29:57.63 ID:ECNFnKQ+0
 あの日から一ヶ月以上が経った。

 どうやら、今日という日は世界が再作成(リセット)を繰り返していた時には迎えることができなかった日のようだった。

男「お前は何度も繰り返してたんだな」
以下略 AAS



166: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 23:30:58.37 ID:ECNFnKQ+0
 普通、人間の記憶なんて朧げなものなのだが。

 脳内に直に転送された記憶は非常に鮮明だった。

 映画を観に行ったり、商店街に出かけたり。
以下略 AAS



167: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 23:31:37.66 ID:ECNFnKQ+0
男「俺はすげえ覚えてるけど、お前は覚えてないんだもんな」

 軽くため息を吐いてみる。

女「……」
以下略 AAS



168: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2021/12/15(水) 23:32:19.59 ID:ECNFnKQ+0
女「これから」

男「ん」

女「一緒に経験する」
以下略 AAS



169: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 23:35:20.55 ID:ECNFnKQ+0
去年の4月にスレを立てて、急ぎ足で完結しました。

よくわからない部分ありましたら補足も致します。

ありがとうございました。またどこかで。


169Res/82.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice