男「それは、宇宙の彼方」
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121: ◆qhZgDsXIyvBi[sage saga]
2021/12/15(水) 22:26:15.03 ID:ECNFnKQ+0
父「時を戻すのは容易ではありません。時は戻ってなどくれないのです。常識です」

男「それじゃあどうやって」

父「『時を戻す』というのは、非常に語弊がありますね。

  改めます、私は『世界自体を一新させている』のですよ、何度も何度も」

 より意味が分からない。

父「全ての世界設定をコピーして、全く同じ世界を作成するのです。

  そうですね、『パラレルワールド』と言うとわかりやすいでしょうか。

  世界の設定をそのままに、世界自体を作り直しているんです。

  ただこれには、二つの制約があります。

  @起点となる世界設定は一度しか切り取ることができない。

  A世界が再作成する起因を設定し、同じ事象が起きた場合に再作成(リセット)される。

  『あなたが初めてここにやってきた日』をAとします。

  そして我々が世界の再作成(リセット)を行った理由は、
  
  『あなたに我々の存在が知られてしまったこと』に起因しますから、
  
  この日をB、トリガーとし、Aの地点に戻ります。

  つまり、あなたはここにやってきた回数は今回で88888回目になるのです」

  気が遠くなる。



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