10:名無しNIPPER
2020/04/11(土) 19:58:05.81 ID:BNodmjS7O
「…なぁ、胡蝶」
「はい?どうしました?冨岡さん」
それは不器用な俺が必死に考えて、ようやく口にできた一言だった。
「…これからも、俺の包帯はお前が巻いてくれないか?」
「は?」
胡蝶には意味がわからないだろう。けれど、俺は自分を殺して他人を助ける胡蝶が、いつか自分の命すら、誰かのために使ってしまうのではないかと思ってしまった。
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