P「風野灯織はめんどくさい」
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26: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:35:06.25 ID:6AqSaR5m0
「ひっぐ、ぐすっ、ひっ、なんでっ、だめなんですかぁ……!」

お互いに席に座り、俺は灯織の隣へ。
嗚咽を漏らしながら肩にすがりつき、今しばらく泣いている。ときどき漏れる言葉は俺への疑問であるとかひどいとか大体文句ばっかりだ。
泣いて赤くなった目でキッと睨まれると、例え身長差があってもたじろいでしまう。
以下略 AAS



27: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:35:41.39 ID:6AqSaR5m0
「灯織の大学はこの家と反対側だろ? 俺の家からとなると余計遠くなるし。そもそもご両親はこの事を知っているのか?」

「! は、はい……」

「……もしかして反対されてる?」
以下略 AAS



28: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:36:07.64 ID:6AqSaR5m0
「がんばりますからぁ……おっぱいも全部がんばりますからぁ……!」

「いやだからご両親」

「せっとくしますからぁ……!」
以下略 AAS



29: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:36:43.13 ID:6AqSaR5m0
ああ言えばこういうとはこのことだろう。というか理屈ではないのだ。
きっと、寂しいとか、色々あるに違いない。違いないのだが……少し、度を越している。ここまでしているからには、多分普段から色々と溜め込んでいたのだろう。
しかし、言わねばならない。今はそんなお金もないし。何より、このまま悲しい思いや寂しい思いをさせるわけにはいかないのだ。


以下略 AAS



30: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:37:19.74 ID:6AqSaR5m0
「……もし仮にだ。仮に、90万円あったら何ができると思う?」

「……どうせい」

「離れて。離陸して。同棲を一旦頭から消して」
以下略 AAS



31: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:37:48.51 ID:6AqSaR5m0
「……でもな、灯織」

「……なんですか」

「……でも、もう少しだけお金を出せばさ」
以下略 AAS



32: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:38:23.45 ID:6AqSaR5m0
風野灯織はめんどくさい。よくわからない理由で傷つくし、抱え込むし、かと思えば大抵とんでもない方法でかまってもらおうとする。
けれど、そんな彼女に惚れてしまったのだから仕方がないのだろう。溢れる涙を掬い取る権利は俺にしかない。


願わくば彼女が笑顔でいられますように。


33: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:40:36.45 ID:6AqSaR5m0
side story3
『絶対はずさない』


P「……灯織」
以下略 AAS



34: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:41:21.08 ID:6AqSaR5m0
おまけ



『灯織好感度あれこれ』
以下略 AAS



35: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/04/06(月) 00:42:02.35 ID:6AqSaR5m0
『メッセージ編』

・好感度が低い時の灯織


以下略 AAS



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